問2 2013年9月実技(個人資産)

問2 問題文と解答・解説

問2 問題文

Mさんは,Aさんが60歳に達するまで国民年金の保険料を納付した場合の老齢基礎年金の年金額を試算した。Aさんが原則として65歳から受給することができる老齢基礎年金の年金額を算出する計算式は,次のうちどれか。なお,年金額は平成25年4月時点の価額(物価スライド特例措置による金額)に基づいて計算するものとする。

1) 786,500円×[{397月+(24月×1/3)}/480月]

2) 786,500円×[{421月+(24月×1/3)}/480月]

3) 786,500円×[{421月+(24月×1/2)}/480月]

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問2 解答・解説

老齢基礎年金の支給額に関する問題です。

65歳から受給できる老齢基礎年金の計算式は以下の通り。
老齢基礎年金=満額の基礎年金×(納付済月数+免除分調整月数)/(加入可能年数×12)

まず、平成25年度4〜9月分までの満額の基礎年金額は、786,500円
次に、保険料納付済月数ですが、Aさんの保険料納付済期間は、納付予定も含めて、
24月+329月+68月=421月です。

また、Aさんには20歳からの35月の未加入期間があります。
未加入期間と未納期間は、保険料納付済月数にはカウントされないため、その分満額の老齢基礎年金よりも支給額は少なくなります。
未加入は年金受給資格期間としてはカウントされます。

次に免除期間は、全額免除や半額免除等、保険料の免除分に応じて免除月数に一定数を乗じて、調整計算します。
国民年金の免除分調整割合は、平成21年3月分までは、以下の割合です。
全額免除:1/3、4分の3免除:1/2、半額免除:2/3、4分の1免除:5/6 

よってAさんの免除分調整月数は、全額免除:24月×1/3

Aさんは昭和16年4月2日以降生まれですので、「加入可能年数」は40年です。
(昭和16年4月1日以前生まれの場合、加入可能年数は40年を下回ります。)

Aさんの老齢基礎年金=786,500円×(421月+24月×1/3)/480月

従って正解は、2) 786,500円×(421月+24月×1/3)/480月

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