3級FP過去問解説 問9 2013年1月実技（保険顧客）

最後に，Ｍさんは，Ａさんが提案を受けた生命保険に加入した場合の第１回保険料払込時におけるＸ社の経理処理（仕訳）について例示した。Ｍさんが，Ａさんに対して例示した経理処理（仕訳）として，次のうち最も適切なものはどれか。

長期平準定期保険の経理処理に関する問題です。

長期平準定期保険とは、保険期間満了時に70歳を超え、かつ加入時の年齢に保険期間の２倍の数を加えると105を超える定期保険のことです。

長期平準定期保険では、前半6割期間での保険料支払い時は、保険料の２分の１を定期保険料として損金算入し、２分の１を前払保険料として資産計上です。

問題文では年払保険料240万円ですから、半額の120万円が定期保険料として損金算入され、残りの120万円が前払保険料として資産計上されます。
また、保険料は通常現金か預金から支払いますから、貸方に現金・預金として240万円を計上します。

従って正解は、2)

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