問8 2013年1月実技(保険顧客)

問8 問題文と解答・解説

問8 問題文

次に,Mさんは,Aさんが提案を受けた生命保険の活用方法をアドバイスした。Mさんの,Aさんに対するアドバイスとして,次のうち最も不適切なものはどれか。

1) 「Aさんの社長退任時に合わせて当該保険契約を解約した場合,X社が受け取る解約返戻金は,Aさんの役員退職金の原資として活用することが可能です」

2) 「Aさんが死亡した場合にX社が受け取る死亡保険金は,Aさんの遺族に対する死亡退職金や弔慰金の原資として活用することが可能です」

3) 「 Aさんが死亡した場合にX社が受け取る死亡保険金は,遺族のためのものであるため,X社の借入金返済や運転資金等の事業資金として活用することはできません」

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問8 解答・解説

長期平準定期保険に関する問題です。
長期平準定期保険とは、保険期間満了時に70歳を超え、かつ加入時の年齢に保険期間の2倍の数を加えると105を超える定期保険のことです。

1)は、適切。長期平準定期保険では、保険期間の途中で解約した場合に支払われる解約返戻金を、役員退職金の原資として活用できます。
つまり、長期にわたって役員が死亡した場合のリスクに備えつつ、役員退職金の原資も貯めておくことができるわけです。

2)は、適切。会社が契約者として保険料を負担し、役員を被保険者とし、会社を死亡保険金受取人とする生命保険に加入すると、保険料の一定部分を損金処理しながら役員の死亡退職金や弔慰金の原資を用意できます

3)は、不適切。長期平準定期保険では、被保険者が保険期間中に死亡した場合の死亡保険金を、企業の事業資金として活用できます。

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