問14 2022年9月実技(個人資産)

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

仮に、Aさんの相続が現時点(2022年9月11日)で開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額)が1億4,000万円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。

<資料>相続税の速算表(一部抜粋)


1) 2,800万円

2) 3,000万円

3) 3,900万円

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問14 解答・解説

相続税の総額に関する問題です。

相続税の計算は、課税遺産総額(「課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額」)をそれぞれ法定相続分に分割し、分割後の金額に応じた税率で算出します。

配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
よって、本問の法定相続人は、配偶者である妻Bさんと、弟Cさんの計2人となります。

配偶者と兄弟姉妹が相続人の場合、法定相続分は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1となります。

本問の場合、課税遺産総額1.4億円です。
妻Bの法定相続分の相続税:1.4億円×3/4×40%−1,700万円=2,500万円
弟Cの法定相続分の相続税:1.4億円×1/4×20%−200万円=500万円

従って、相続税の総額=2,500万円+500万円=3,000万円 です。

よって正解は、2

問13             問15

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