第5問 2019年5月実技(保険顧客)
第5問 設例
Aさん(70歳)は、妻Bさん(68歳)および長女Cさん(43歳)との3人暮らしである。Aさんは、妻Bさんには自宅を、長女Cさんには賃貸アパートを相続させたいと考えており、遺言の作成を検討している。また、Aさんは、先日、金融機関の営業担当者から一時払終身保険の提案を受けており、加入を検討している。
Aさんの家族構成等は、以下のとおりである。
第5問 資料
<Aさんの家族構成(推定相続人)>
妻Bさん :Aさんと自宅で同居している。
長女Cさん:会社員。Aさん夫妻と同居している。
<Aさんが保有する主な財産(相続税評価額)>
現預金:1億3,000万円
自宅(敷地300u):3,000万円(注)
自宅(建物) :2,000万円
賃貸アパート(敷地300u):4,000万円(注)
賃貸アパート(建物) :3,000万円
(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
<Aさんが提案を受けた一時払終身保険の内容>
契約者(=保険料負担者)・被保険者 : Aさん
死亡保険金受取人:妻Bさん
死亡保険金額 :1,500万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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