問15 2019年5月実技(保険顧客)
問15 問題文
仮に、Aさんの相続が現時点(2019年5月26日)で開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額)が2億円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。
<資料>相続税の速算表(一部抜粋)
1) 4,600万円
2) 5,100万円
3) 6,300万円
問15 解答・解説
相続税の総額に関する問題です。
相続税の計算は、課税遺産総額(「課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額」)をそれぞれ法定相続分に分割し、分割後の金額に応じた税率で算出します。
本問の場合、課税遺産総額2億円です。
配偶者と子が相続人のとき、配偶者の相続分は2分の1、子の相続分は2分の1(子の人数分で分割)ですから、妻Bさんの法定相続分は1/2、長女Cさんの法定相続分は1/2となります。
妻Bの法定相続分の相続税 :2億円×1/2×30%−700万円=2,300万円
長女Cの法定相続分の相続税:2億円×1/2×30%−700万円=2,300万円
従って、相続税の総額=2,300万円+2,300万円=4,600万円 です。
よって正解は、1
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