問8 2019年1月実技(資産設計)
問8 問題文
浅見さんは、下記<資料>の物件の購入を検討している。この物件の購入金額(消費税を含んだ金額)として、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載されている金額は消費税を除いた金額であり、消費税率は8%として計算すること。また、売買に係る諸費用については一切考慮しないこととする。
<資料>
1. 2,000万円×1.08+2,500万円=4,660万円
2. 2,000万円+2,500万円×1.08=4,700万円
3.(2,000万円+2,500万円)×1.08=4,860万円
問8 解答・解説
消費税の非課税取引に関する問題です。
消費税の課税対象の原則は、「事業者が事業として対価を得て行う、資産の譲渡・貸付け・サービスの提供」、「輸入取引」です。
しかし、これらの取引でも社会政策的配慮などから課税しない取引を、非課税取引といいます。
<非課税取引の代表例>
●土地・借地権の譲渡・貸付け
●有価証券等の譲渡
●住宅の貸付け
●預貯金の利子、保険サービス など
従って、本問での物件の販売価格のうち、土地の譲渡分については非課税取引となるわけです。
よって、建物の価格2,000万円にのみ消費税率8%がかかりますから、この物件の消費税を含んだ購入金額は、
2,000万円×1.08+2,500万円=4,660万円 です。
よって正解は、1
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