問10 2018年1月実技(個人資産)
問10 問題文
《設例》の土地および接道状況に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
建築基準法の規定では、都市計画区域内の建築物の敷地は、原則として、幅員( 1 )以上の道路に( 2 )以上接しなければならないが、幅員が( 1 )未満の道路であっても、特定行政庁に指定された建築基準法第42条第2項に規定される道路とみなされた場合は、一定の条件のもとに建築物を建築することができる。
したがって、仮に、《設例》の( 3 )のみを購入した場合、現状のままでは自宅の建築は不可能であると判断できる。
1) (1)4m (2)4m (3)甲土地または乙土地
2) (1)4m (2)2m (3)乙土地
3) (1)5m (2)2m (3)丁土地
問10 解答・解説
接道義務・2項道路に関する問題です。
建築物の敷地は、幅員4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)が、特定行政庁が指定したものは、幅員4m未満でも建築基準法上の道路とみなされます(2項道路)。
設例の場合、甲・丙・丁土地は、いずれも幅員4m以上の道路に2m以上接していますが、乙土地だけは、6m市道に対して1.5mしか接していないため、建物を建てることができません。
※乙土地のように、その土地から道路まで細い路地が伸びている土地を「路地状敷地(旗竿地)」といい、安全・防火上の観点から路地状部分の長さによって、必要な幅員が定められています。
よって正解は、2
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