問3 2016年9月実技（資産設計）
問3 問題文
下記は、経済用語についてまとめた表である。下表の経済用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
（ ア ）：日本銀行が景気の現状や先行きの見通しについて企業に直接行うアンケート調査で、全国企業短期経済観測調査の略称であり、年４回、調査・公表される。
（ イ ）：毎月全国の主要機械メーカーの設備用機械類の受注額を集計したもので、内閣府が公表している。
（ ウ ）：生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、景気の現状把握および将来予測に資するために内閣府が計算、発表している指標である。
１．空欄（ア）に入る用語は、「日銀短観」である。
２．空欄（イ）に入る用語は、「機械受注統計調査」である。
３．空欄（ウ）に入る用語は、「消費者物価指数」である。
問3 解答・解説
経済指標に関する問題です。
１．は、適切。「日銀短観（全国企業短期経済観測調査）」は、日銀が年4回、約1万社を対象に実施する、短期の業況についてのアンケート調査です。
２．は、適切。「機械受注統計調査」は、毎月全国の主要機械メーカーの設備用機械類の受注額を集計したもので、内閣府が公表しています。企業が設備投資を積極的に行っているかは景気に直結するものであり、代表的な景気の先行指標となっています。
３．は、不適切。生産・雇用・消費などさまざまな経済活動における代表的な指標の動きを統合したものは、景気動向指数で、景気に対して先行・一致・遅行を示す３つの系列に分類して算出され、景気の現状把握・将来予測のために内閣府が毎月作成・発表します。
消費者物価指数は、一般消費者（家計）が購入する商品やサービス価格の動向を示した指数です。
問2
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