問2 2016年9月実技(資産設計)

問2 問題文と解答・解説

問2 問題文

下記は、池谷家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入すること。

<池谷家のキャッシュフロー表> (単位:万円)

※年齢は、各年12月31日現在のものとし、平成28年を基準年とする。
※給与収入は手取り額で記載している。
※記載されている数値は正しいものとする。
※問題作成の都合上、一部空欄にしてある。

1.空欄(ア)に入る数値とその求め方:「608×(1+0.01) 3乗 ≒626」

2.空欄(イ)に入る数値とその求め方:「549−141=408」

3.空欄(ウ)に入る数値とその求め方:「629×(1+0.01)+78≒713」

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問2 解答・解説

複利計算に関する問題です。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)。

1.は、適切。(ア)は、3年後の夫の給与収入で、現在の給与収入は608万円で変動率は1%です。
つまり、現在の給与収入を年利1%で3年間の複利計算をした金額ということですね。
よって、3年後の給与収入=608万円×(1+1÷100)3乗
            =626.423008≒626万円

2.は、不適切。(イ)は、1年後の収入合計ですから、1年後の支出合計549万円に、1年後の年間収支141万円を加えた金額です。
年間収支=収入合計−支出合計
→ 収入合計=支出合計+年間収支
よって、1年後の収入合計=549万円+141万円=690万円

3.は、適切。(ウ)は、2年後の金融資産残高ですから、前年(現在)の金融資産残高629万円に、変動率1%の増加分と、1年後の年間収支78万円を加えた金額です。
つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、78万円を追加するわけです。
よって、正解は、
1年後の金融資産残高=629万円×(1+1÷100)+78万円
          =713.29≒713万円

問1              問3

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