問14 2015年5月実技(資産設計)

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

谷口広斗さんは、平成26年11月に母から株式購入資金として現金200万円の贈与を受け、同年12月に祖父から乗用車購入資金として現金100万円の贈与を受けた。谷口さんの平成26年分の贈与税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、平成26年中において、谷口さんは、これ以外に贈与は受けていないものとし、相続時精算課税制度を選択していないものとする。また、贈与税額の計算が必要な場合には、下記の速算表に基づいて解答すること。

<平成26年分の贈与税の速算表>


1.いずれも直系尊属からの贈与であるため贈与税は非課税であり、贈与税額は「0円」である。

2.祖父からの贈与は基礎控除額以下であるため贈与税はかからず、母からの贈与のみ贈与税の課税対象となり、贈与税額は「(200万−110万)×10%=9万円」である。

3.贈与を受けた年分の合計額が贈与税の課税対象となるため、母および祖父から受贈した合計金額が課税対象となり、贈与税額は「{(200万+100万)−110万円}×10%=19万円」である。

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問14 解答・解説

贈与税に関する問題です。

贈与税には基礎控除110万円があり、年間の贈与財産額のうち110万円を超える分について、一定の税率で課税されます。
また、1年間に複数の人から贈与を受けた場合、贈与税は贈与された財産の合計額から基礎控除110万円を控除して計算します(基礎控除は贈与者の人数にかかわらず110万円)。

よって、1年間で200万円と100万円の贈与を受けた場合の贈与税額の計算は、
贈与財産(200万円+100万円)−基礎控除110万円=190万円 となり、速算表より税率は10%。

従って正解は、3.贈与を受けた年分の合計額が贈与税の課税対象となるため、母および祖父から受贈した合計金額が課税対象となり、贈与税額は「{(200万+100万)−110万円}×10%=19万円」である。

問13              問15-20

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