問2 2013年9月実技(資産設計)

問2 問題文と解答・解説

問2 問題文

下記は、桑原さんの家庭のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用することとし、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。



※年齢は各年12月31日現在のものとし、平成25年を基準年とする。
※記載されている数値は正しいものとする。
※問題作成の都合上、一部空欄にしてある。

1.空欄( ア )に入る数値とその求め方:「280×(1+0.01)2乗=286」

2.空欄( イ )に入る数値とその求め方:「1,303−505=798」

3.空欄( ウ )に入る数値とその求め方:「968×(1+0.01)=978」

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問2 解答・解説

複利計算に関する問題です。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)

1.は、適切。(ア)は、2年後の基本生活費で、現在の基本生活費は280万円で変動率は1%です。
つまり、現在の基本生活費を年利1%で2年間の複利計算をした金額ということですね。

よって、2年後の基本生活費=280万円×(1+1÷100)2乗
             =285.628≒286万円

2.は、不適切。(イ)は、3年後の年間収支ですから、3年後の収入合計505万円から、3年後の支出合計1,303万円を差し引いた金額です。
よって、3年後の年間収支=505万円−1,303万円=−798万円

3.は、不適切。(ウ)は、1年後の金融資産残高ですから、前年の金融資産残高968万円に、変動率1%の増加分と、1年後の年間収支を加えた金額です。
1年後の年間収支=収入合計505万円−支出合計461万円=44万円

つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、44万円を追加するわけです。
よって、正解は、
1年後の金融資産残高=968万円×(1+1÷100)+44万円
          =1021.68≒1,022万円

問1              問3
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