3級FP過去問解説 問4 2013年9月実技（個人資産）

株式投資についてＭさんが説明した次の記述のうち，最も不適切なものはどれか。

1)　「上場株式を購入する際には，Ａさんは証券会社に対して売買委託手数料を支払うことになりますが，この手数料はどの証券会社であっても同じ額となります」

2)　「普通取引の場合，株式の売買代金は，売買成立の日から起算して４営業日目に受渡しされます」

3)　「株式投資においては，株価の変動により損失を被る可能性があります」

株式投資の手数料・リスク等に関する問題です。

1)は、不適切。株式売買の委託手数料は、取引金額や注文形態などで各証券会社が自由に設定できます。
例えば取引金額が大きかったり、ネット注文なら手数料が割引されたりします。

2)は、適切。株式取引において約定日から実際の決済日（受渡日）までの期間は、約定日を含めて4営業日です（約定日から3営業日後に決済）。

3)は、適切。株式や株式投信は、元本保証がなく値動きがある商品のため、株価の変動により損失が出てしまう可能性があります。

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