問8 2013年9月実技(保険顧客)
問8 問題文
Mさんは,X社が現在加入している長期平準定期保険について説明した。Mさんの,Aさんに対する説明として,次のうち最も適切なものはどれか。
1) 「X社が支払っている年払保険料は,その全額を保険料として損金に算入します」
2) 「Aさんが保険期間中に亡くなった場合に支払われる死亡保険金は,X社の事業資金として活用することもできます」
3) 「この生命保険の保険期間満了時に支払われる満期保険金は,X社の設備資金として活用することもできます」
問8 解答・解説
長期平準定期保険の経理処理と活用方法に関する問題です。
1)は、不適切。長期平準定期保険では、前半6割期間での保険料支払い時は、保険料の2分の1を定期保険料として損金算入し、2分の1を前払保険料として資産計上です。
本問の場合、保険期間はAさんが50歳時に加入してから90歳で満了するまでの、40年間ですので、現時点(65歳)では前半6割期間内のため、保険料のうち損金算入できるのは2分の1までです(後半4割期間には全額損金算入可能)。
2)は、適切。長期平準定期保険では、被保険者が保険期間中に死亡した場合の死亡保険金を、企業の事業資金として活用できます。
3)は、不適切。長期平準定期保険は、保険期間満了時に満期保険金が支払われない、掛け捨て型の保険です。
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