問1 2013年9月実技(保険顧客)
問1 問題文
はじめに,Mさんは,退職後の公的医療保険制度について説明した。Mさんが,Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして,次のうち最も適切なものはどれか。
Aさんは,退職によって健康保険の被保険者資格を喪失しますが,原則として,資格喪失日から( 1 )以内に任意継続被保険者の資格取得の手続をすることにより,引き続き最長で( 2 ),健康保険の被保険者となることができます。ただし,保険料は全額自己負担となります。
また,市町村または特別区が実施している( 3 )に加入する方法もあります。
1) (1) 20日 (2) 3年間 (3) 後期高齢者医療制度
2) (1) 20日 (2) 2年間 (3) 国民健康保険
3) (1) 14日 (2) 3年間 (3) 国民健康保険
問1 解答・解説
健康保険の任意継続被保険者に関する問題です。
健康保険の被保険者は、退職しても、資格喪失日の前日までに「継続して2ヶ月以上の被保険者期間」があれば、健康保険の任意継続被保険者として、元の勤務先の健康保険に2年間加入できます。ただし、保険料は全額自己負担となります(通常は労使折半)。
なお、任意継続被保険者となるには、資格喪失日(退職日の翌日)から20日以内に保険者である健康保険組合・住所地を管轄する全国健康保険協会の都道府県支部に申し出る必要があります。
また、任意継続する以外にも、住んでいる市町村や特別区の国民健康保険に加入することもできます(保険料を比較して割安な方を選択可能です)。
よって正解は、2)(1)20日 (2)2年間 (3)国民健康保険
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