問14 2013年5月実技(個人資産)

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

Aさんに係る相続により,Aさんの自宅の敷地を妻Bさんがすべて取得した場合,「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」の適用により減額される金額の限度額は,次のうちどれか。なお,この自宅の敷地以外にこの特例の適用を受ける宅地等はないものとする。

1) 1億5,000万円×(200u/240u)×50%=6,250万円

2) 1億5,000万円×(200u/240u)×80%=1億円

3) 1億5,000万円×(240u/240u)×80%=1億2,000万円

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問14 解答・解説

小規模宅地の特例に関する問題です。

小規模宅地等の特例では、特定居住用宅地の適用面積は240uまでの部分で、評価額の減額割合は80%です。
また、特定事業用宅地は400uまで80%減額、不動産貸付用宅地は200uまで50%減額です。

設例では、自宅の敷地面積が240uで、自用地価額1億5,000万円ですから、240u全てが80%の減額計算となります。
小規模宅地の特例による評価減額=自用地価額×適用上限/敷地面積×減額割合
               =1億5,000万円×(240u/240u)×80%=1億2,000万円

よって正解は、3)1億5,000万円×(240u/240u)×80%=1億2,000万円

問13             問15
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