問15 2013年5月実技(個人資産)
問15 問題文
相続に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1) 相続または遺贈により財産を取得した者が,相続の開始前3年以内に被相続人から贈与を受けた財産の価額は,原則として,当該相続における相続税の課税価格に算入される。
2) 「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」の適用を受けるためには,相続税の申告を行わなければならない。
3) 相続税の申告は,原則として,相続人が相続の開始があったことを知った日の翌日から6カ月以内に行わなければならない。
問15 解答・解説
相続税の申告と課税価格に関する問題です。
1)は、適切。相続開始前3年以内の贈与については、贈与時の価額で相続税の課税価格に加算されます。
2)は、適切。小規模宅地の特例を適用する場合、課税価格の合計額が特例適用の結果基礎控除額以下であっても、申告が必要 です。
3)は、不適切。相続税の申告と納税は、相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内に行うことが必要です。
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