問11 2013年1月実技(個人資産)
問11 問題文
不動産の登記記録についてファイナンシャル・プランナーが説明した次の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは,次のうちどれか。
不動産の登記記録に関しては,法務局で登記事項証明書の交付申請をすることにより,その記載事項を( 1 )確認することができる。
登記記録は,原則として,土地または建物ごとに作成されており,「表題部」・「権利部」により構成されている。「表題部」に記録されている事項は,土地については所在,地番,地目,( 2 )などであり,建物については所在,家屋番号,建物の種類,構造,床面積などである。
また,「権利部」は「甲区」・「乙区」から構成されており,「甲区」には( 3 )に関する事項が,「乙区」には( 3 )以外の権利に関する事項がそれぞれ記録されている。
1) (1) 誰でも (2) 地積 (3) 所有権
2) (1) 誰でも (2) 用途地域 (3) 抵当権
3) (1) 権利関係者のみ (2) 地積 (3) 抵当権
問11 解答・解説
不動産の登記に関する問題です。
不動産の登記記録は、法務局で登記事項証明書の交付申請をすれば、誰でも記載事項を確認可能です。
登記記録は土地や建物ごとに作成されており、登記記録の表題部には、土地の所在・地番・地目・地積や、建物の家屋番号・構造・床面積などの土地・建物に関する物理的状況(表示に関する事項)が記載されています。
※地積=土地の面積
また、登記記録の権利部(甲区)には、所有権に関する事項(所有権の保存・移転・仮登記・差押え等)が記載され、権利部(乙区)には、所有権以外の権利に関する事項(賃借権や抵当権)が記載されます。
以上により正解は、(1) 誰でも (2) 地積 (3) 所有権
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