問12 2013年1月実技(個人資産)
問12 問題文
Aさんが物件Xを購入した場合にかかる不動産取得税および登録免許税について,ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) 不動産取得税の課税標準の特例は,建物を新築した場合のみが適用対象となるため,中古住宅である物件Xについては同特例の適用を受けることはできない。
2) 法律上,不動産取得税の納税義務はAさんが負い,登録免許税の納税義務はAさんとBさんが連帯して負う。
3) 不動産取得税の課税標準は,物件Xの売買価格であり,また,登録免許税の課税標準は,物件Xに係る固定資産課税台帳に登録されている価格を基礎として定める額である。
問12 解答・解説
不動産取得税・登録免許税に関する問題です。
1)は、不適切。不動産取得税の課税標準の特例は、一定の床面積の住宅を取得した場合に、課税標準から一定額を控除できる特例で、新築・増改築だけでなく、中古住宅を取得した場合にも適用されます(床面積以外にも、築年数や耐震基準等の要件があります)。
2)は、適切。土地・建物といった不動産を取得した場合、不動産を取得した人が不動産取得税の納税義務者となるため、不動産取得税の申告・納税をすることになります(取得後60日以内に所轄の都道府県税事務所への申告義務有り)。
また、不動産を売買したとき、買主と売主両者が連帯して登録免許税を納付する義務があります。
とはいえ、一般的には登録免許税は買主が負担します。
3)は、不適切。不動産取得税の課税標準は、市区町村の固定資産課税台帳に登録された固定資産税評価額です。
また、登録免許税の課税標準も、不動産取得税と同様に、固定資産税評価額です。
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