3級FP過去問解説 問8 2013年1月実技（個人資産）

Ａさんは，平成24年分の所得税の年末調整にあたり，同年中に新たに契約した生命保険に係る年間保険料の支払金額が200,000円であったことを証明する「一般の生命保険料控除証明書」を勤務先Ｘ社に提出している。Ｘ社が年末調整を行った結果として，源泉徴収票の「生命保険料の控除額」の□□□部分に入る金額は，次のうちどれか。なお，これ以外に生命保険料の支払はないものとする。

1)　40,000

2)　50,000

3)　100,000

生命保険料控除に関する問題です。

生命保険料控除は、平成24年1月1日以降の契約では、一般・個人年金・介護医療それぞれで、所得税4万円、住民税2万8千円の控除枠（合計は所得税12万円、住民税7万円）があります。

ただし、上限額まで控除されるのは、いずれも年間の支払保険料が8万円超（住民税は5.6万円超）である場合のみで、それ以下の場合は支払保険料の額に応じて、一定額が控除されます。

本問では、一般の生命保険料として20万円を支払っていますから、控除額は上限の4万円です。
よって正解は、40,000

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