問19 2012年9月実技(資産設計)
問19 問題文
大悟さんは、将来受け取る年金についての理解を深めておきたいと思い、FPの水瀬さんに質問をした。老齢年金に関する水瀬さんの次の説明のうち、最も適切なものはどれか。
1.「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が25年以上なければなりません。」
2.「65歳からの老齢厚生年金は、老齢基礎年金のように繰り下げて受給することはできません。」
3.「65歳からの老齢厚生年金は、老齢基礎年金の受給資格要件を満たしていなくても、厚生年金保険の被保険者期間が2年以上あれば受給することができます。」
問19 解答・解説
老齢基礎年金・老齢厚生年金に関する問題です。
1.は、適切。65歳になると老齢基礎年金を受給できるようになりますが、年金受給するためには、国民年金保険料の納付済期間と免除期間の合計が25年(300月)以上必要です。
2.は、不適切。老齢厚生年金も、老齢基礎年金同様に繰り下げ受給が可能です。
なお、年金の支給繰下げは、老齢基礎年金と老齢厚生年金の同時繰下げや、いずれか一方だけの繰下げも可能です。
3.は、不適切。65歳からの老齢厚生年金の支給要件は、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていることと、厚生年金保険の被保険者期間が1ヵ月以上あることです。
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