問10 2012年9月実技(資産設計)
問10 問題文
大嶋正樹さんは、下記の内容の生命保険に加入している。大嶋さんの平成24年分の所得税の計算における生命保険料控除額として、正しいものはどれか。なお、下記以外に加入している生命保険はないものとする。
契約年月日 :平成24年5月21日
保険種類 :終身保険
保険契約者(=保険料負担者):大嶋 正樹
被保険者 :大嶋 正樹
死亡保険金受取人 :大嶋 由紀子(妻)
平成24年中の保険料支払額 :70,000円
・ 年払い(平成24年5月中に支払済)
・ 一般の生命保険料控除の対象となる
<所得税の一般の生命保険料控除および個人年金保険料控除の控除額の速算表>
1.37,500円
2.40,000円
3.42,500円
問10 解答・解説
生命保険料控除に関する問題です。
平成24年1月1日以降に契約した保険については、生命保険料控除が一般・個人年金・介護医療それぞれで、所得税4万円、住民税2万8千円の控除枠(合計は所得税12万円、住民税7万円)となりました。
本問の保険は平成24年5月に契約しているため、上記の新しい控除枠で計算することになります。
本問の保険は、「保険料支払額70,000円」、「一般の生命保険料控除の対象となる」とありますので、
控除額=70,000円×1/4+20,000円=37,500円
従って正解は、37,500円
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