問2 2012年9月実技(資産設計)
問2 問題文
下記は、西山家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)にあてはまる数値として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
<西山家のキャッシュフロー表> (単位:万円)
※年齢は各年12月31日現在のものとし、平成24年を基準年とする。
※記載されている数値は正しいものとする。
※問題作成の都合上、一部空欄にしてある。
1.1,557(万円)
2.1,733(万円)
3.1,749(万円)
問2 解答・解説
複利計算に関する問題です。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)。
(ア)は、1年後の金融資産残高ですから、前年の金融資産残高1,637万円に、変動率1%の増加分と、1年後の年間収支を加えた金額です。
1年後の年間収支は空欄となっていますが、年間収支=年間収入合計−年間支出合計 ですので、
1年後の年間収支=709万円−613万円=96万円
つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、96万円を追加するわけです。
よって、正解は、
1年後の金融資産残高=1,637万円×(1+1÷100)+96万円
=1749.37≒1,749万円
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