問14 2012年1月実技(資産設計)
問14 問題文
下記<資料>の宅地(貸宅地)について、路線価方式による相続税評価額として、正しいものはどれか。なお、奥行価格補正率は1.0である。また、記載のない事項については、一切考慮しないこととする。
<資料>
※貸宅地とは、借地権の設定されている宅地をいう。
1.36,000千円
2.84,000千円
3.120,000千円
問14 解答・解説
路線価方式による相続税評価額に関する問題です。
資料の宅地は、借地権が設定されている、「貸宅地」です。
貸宅地の評価額=自用地評価額×(1−借地権割合)
資料にある、前面道路に「200C」という記載は、路線価200千円で、借地権割合C区分(ここでは70%)であることを示しています。
また、宅地の自用地評価額=路線価×奥行価格補正率×敷地面積 ですので、
資料の宅地の自用地評価額=200千円×1.0×600u となります。
以上より、
資料の宅地の評価額=200千円×1.0×600u×(1−70%)
=200千円×600u×0.3
=36,000千円
従って正解は、36,000千円
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