問3 2012年1月実技(保険顧客)
問3 問題文
Mさんは最後に,長男Cさんの国民年金の保険料について,学生納付特例制度(以下,「本制度」という)に関する説明をした。Mさんの説明として,次のうち最も適切なものはどれか。
1) 「本制度の適用を受けるためには,適用を受けようとする年の前年におけるAさんの所得金額が一定額以下であることが必要です」
2) 「本制度の適用を受けた期間に係る保険料は,長男Cさんが60歳に達するまでの間であれば,さかのぼって納める(追納する)ことができます」
3) 「本制度の適用を受けた期間は,その期間に係る保険料の追納がない場合,老齢基礎年金の年金額には反映されませんが,老齢基礎年金の受給資格期間には算入されます」
問3 解答・解説
学生納付特例に関する問題です。
1)は、不適切。学生納付特例を受けるには、学生本人の所得が一定額以下であることが必要です。
2)は、不適切。学生納付特例により猶予された保険料は、猶予を受けた月から10年以内であれば追納可能です。
3)は、適切。学生納付特例の適用期間は、老齢基礎年金の受給資格期間25年には算入されますが、老齢基礎年金の年金額には反映されません。
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