問2 2012年1月実技(保険顧客)

問2 問題文と解答・解説

問2 問題文

Mさんは次に,Aさんに対して,老後の年金収入を増やす方法についてアドバイスをした。Mさんのアドバイスとして,次のうち最も適切なものはどれか。

1) 「Aさんは,国民年金の保険料のほかに,月額200円の国民年金の付加保険料を納付することにより,老齢基礎年金の受給時に付加年金を受け取ることができます」

2) 「Aさんは,60歳から65歳に達するまでの間,国民年金に任意加入して保険料を納付することにより,老齢基礎年金の年金額を増額させることができます」

3) 「 Aさんは,老齢基礎年金の支給開始を繰り下げることにより,繰下げ1カ月当たり0.5%増額された年金を受け取ることができます」

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問2 解答・解説

年金支給額の増額に関する問題です。

1)は、不適切。付加保険料として月額400円を納付することで、老齢基礎年金受取り時に、付加年金として「加入した月数×200円」を受給できます。

2)は、適切。国民年金加入者は、保険料納付済期間が40年間(480月)に満たない場合や、受給資格期間が25年に満たない場合は、60歳以後も国民年金に任意加入できます。

3)は、不適切。老齢基礎年金の支給開始年齢は原則65歳です。ただし、繰下げ支給の申し出により、受給開始を先延ばしすることができ、年金額が繰下げ1カ月につき0.7%増額されます。

問1             問3
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