問3 2011年9月実技(資産設計)
問3 問題文
下記<資料>の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
<資料>
1.(a)の「日経平均」:「日経平均株価」の略称。日経225ともいわれ、東京証券取引所第一部に上場している銘柄のうち、代表的な225銘柄を用いて算出された株価指数である。
2.(b)の「売買高」:出来高ともいわれ、例えば、2,000株の売り注文に対して、2,000株の買い注文で取引が成立した場合、売買高(出来高)は4,000株となる。
3.(c)の「時価総額」:上場企業の価値を表す指標の一つであり、発行済み株式数にその時点の株価(時価)を乗じて算出される。
問3 解答・解説
新聞経済面のマーケット情報に関する問題です。
1.は、適切。「日経平均」は「日経平均株価」の略称で、日経225ともいわれます。東京証券取引所の一部上場企業のうち代表的な225銘柄から構成されており、増資や株式分割で1株当りの価値が薄くなったとしても、指標としての連続性を保つように計算されます。
2.は、不適切。「売買高」は出来高ともいわれ、取引が成立した株数のことです。従って、2,000株の売り注文に対して、2,000株の買い注文で取引が成立すると、売買高(出来高)は2,000株となります。
3.は、適切。「時価総額」とは、株価に発行済株式数をかけたものであり、企業価値を評価する際の指標です。
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