問10 2011年5月実技(個人資産)
問10 問題文
土地の価格に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
公示価格は,毎年1月1日を基準日とし,一般の土地の取引価格に対して指標を与えるものとして,国土交通省の土地鑑定委員会が公表している価格である。
2)
固定資産税評価額は,毎年1月1日を基準日とし,相続税や贈与税を算出するための基礎となるものとして,国税局が公表している評価額である。
3)
基準地価格(標準価格)は,毎年7月1日を基準日とし,売り手にも買い手にもかたよらない客観的なものとして,都道府県が公表している価格である。
問10 解答・解説
土地価格に関する問題です。
1)
は、適切。公示価格は、毎年1月1日を基準日とし、一般の土地取引の指標として、国土交通省の土地鑑定委員会が毎年3月下旬に公表します。
2)
は、不適切。相続税や贈与税の算出する基礎となるのは路線価評価額で、毎年1月1日を基準日とし、毎年7月に国税局が公表します(公示価格の8割程度)。
固定資産税評価額は、固定資産税や都市計画税を算出する基礎となるもので、3年ごとに見直され、市町村が決定します(公示価格の7割程度)。
3)
は、適切。基準地価格(標準価格)は、毎年7月1日を基準日とし、土地の適正価格の客観的な目安として、毎年9月下旬に都道府県が公表します。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】