問11 2010年9月実技(個人資産)
問11 問題文
仮に,Aさんが甲敷地および丙敷地を購入した場合,甲敷地および丙敷地一体利用による建築可能な建物の建築面積は,次のうちどれか。
なお,《設例》の南側前面道路は,特定行政庁に指定された建築基準法42条2項に規定される道路であるものとする。
1)
10m×19m×60%=114u
2) 10m×20m×60%=120u
3) 10m×19m×100%=190u
問11 解答・解説
セットバックに関する問題です。
《設例》の南側前面道路は、特定行政庁に指定された建築基準法42条2項に規定される道路つまり2項道路ですので、建物を建築する際は、道路中心線から2m後退した線を道路と敷地との境界線とする(セットバック)必要があります。
南側前面道路の幅員は2mですので、この道路中心線から2m後退させると、1m分の敷地を道路として差し出すことになる訳です。
従って縦幅が、甲敷地10m+丙敷地9m=19m となります。
よって正解は、1)
10m×19m×60%=114u
なお、道路の反対側が川やガケなど後退できないような場合は、セットバック後の道路幅が4mになるように、セットバックする幅員は2mを超えることがあります。
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