問18 2022年5月実技(資産設計)
問18 問題文
明さんは、地震保険への加入を検討しており、FPの小田さんに質問をした。地震保険に関する小田さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
1.「地震保険は、住宅総合保険や火災保険などとセットで契約するため、単独で契約することはできません。」
2.「地震保険の保険料は、建物の構造が同じであれば、所在地にかかわらず同一です。」
3.「地震保険で支払われる保険金は、実際の損害額ではなく、損害の程度に応じて支払われ、生活再建の一助として役立てるものです。」
問18 解答・解説
地震保険に関する問題です。
1.は、適切。地震保険は、単独では加入できず、火災保険等に付帯して加入する必要があります。
2.は、不適切。地震保険の保険料は、建物の構造や所在地(都道府県)により異なり、保険料の割引制度として、建物の「免震建築物割引」や「耐震診断割引」等があります。
3.は、適切。地震保険により支払われる保険金は、実際の損害額ではなく、損害の割合によって4段階となっており、全損は契約金額の100%、大半損60%、小半損30%、一部損5%で、いずれも時価が限度です。
よって正解は、2
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