問5 2022年5月実技(資産設計)
問5 問題文
目黒さんは、預金保険制度の対象となるHA銀行の国内支店に下記<資料>の預金を預け入れている。仮に、HA銀行が破たんした場合、預金保険制度によって保護される金額に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
<資料>
決済用預金 1,500万円
円定期預金 800万円
円普通預金 300万円
外貨預金 200万円
※目黒さんはHA銀行からの借入れはない。
※預金の利息については考慮しないこととする。
※円普通預金は決済用預金ではない。
1.決済用預金1,500万円は全額保護される。
2.円定期預金および円普通預金は、合算して1,000万円が保護される。
3.外貨預金200万円は全額保護される。
問5 解答・解説
預金保険制度に関する問題です。
1.は、適切。当座預金や無利息普通預金等の、無利息・要求払い・決済サービスを提供する決済用預金は、預金保険制度で全額保護されます。
2.は、適切。金融機関ごとに預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が、預金保険制度の保護対象です。
よって目黒さんは、定期800万円+普通300万円=1,100万円>1,000万円となるため、元本1,000万円までとその利息等が、預金保険制度の保護対象です(100万円は保護対象外)。
3.は、不適切。外貨預金は、預金保険制度の保護の対象外です。
よって正解は、3
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