問1 2022年5月実技（保険顧客）
問1 問題文
現時点（2022年５月22日）においてＡさんが死亡した場合、妻Ｂさんに支給される遺族基礎年金の年金額（2021年度価額）は、次のうちどれか。
1) 780,900円
2) 780,900円＋224,700円＝1,005,600円
3) 780,900円＋224,700円＋74,900円＝1,080,500円
問1 解答・解説
遺族基礎年金の支給額に関する問題です。
遺族基礎年金は、子供や子供のいる配偶者が支給対象で、支給要件は以下全てを満たすことが必要です。
●配偶者の場合：被保険者（夫・妻）が死亡した当時、生計維持関係にあり、子どもと同一生計。
●子の場合 ：被保険者（父・母）が死亡した当時、生計維持関係にあり、18歳未満（18歳到達年度末まで可）、または20歳未満で障害有り。かつ、結婚していない。
また、遺族基礎年金の支給額は、基本額（満額の老齢基礎年金と同額）＋子の加算額です。
よって、Aさんが死亡した場合、妻Bさんには老齢基礎年金額（2021年度は780,900円）に子の加算額（2021年度は第１子・第２子（１人当たり）：224,700円、第3子以降 各74,900円）を加えた金額が遺族基礎年金として支給されます。
子である長男Cさんは18歳未満ですので、1人分の加算対象です。
よって正解は、２
第1問
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