問9 2022年1月実技(資産設計)
問9 問題文
会社員で共働きの大場さん夫妻が加入している生命保険は下表のとおりである 。 下表の契約A〜Cについて 、 保険金が支払われた場合の課税関係に関する次の記述のうち 、最も適切なものはどれか 。
1.契約Aについて、子が受け取った死亡保険金は贈与税の課税対象となる。
2.契約Bについて、妻が受け取った死亡保険金は相続税の課税対象となる。
3.契約Cについて、妻が受け取った死亡保険金は所得税・住民税の課税対象となる。
問9 解答・解説
生命保険の税務に関する問題です。
1.は、適切。契約者(=保険料負担者)・被保険者・保険金受取人が全て異なると、契約者(=保険料負担者)から保険金受取人への贈与とみなされ、贈与税の課税対象となります。
2.は、不適切。生命保険の契約者と受取人が同じである場合、満期保険金や死亡保険金は、一時所得として所得税・住民税の課税対象となります。
3.は、不適切。生命保険の契約者と被保険者が同じで、保険金受取人が異なり、受取人が相続人となる場合、支払われる死亡保険金は、みなし相続財産として、相続税の課税対象となります。
ただし、「500万円×法定相続人の数」までは非課税です。
よって正解は、1
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