問8 2022年1月実技(資産設計)
問8 問題文
杉野健三さんが加入しているがん保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、健三さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
<資料>
杉野健三さんが、2021年中に初めてがんと診断され、がんの治療のために22日間入院し、その間に手術(給付倍率40倍)を1回受け、退院から1週間後に交通事故で死亡した場合に支払われる保険金および給付金は合計( ア )である。
1.720,000円
2.1,720,000円
3.2,620,000円
問8 解答・解説
医療保険の保障内容に関する問題です。
資料の契約内容欄に、「診断給付金:初めてガンと診断されたとき100万円」とありますから、初めてガンと診断された時点で100万円のガン診断給付金の支払対象です。
次に、「入院給付金:1日目から日額10,000円」とありますから、ガンで22日間入院した場合の入院給付金は、入院給付金日額10,000円×22日=22万円。
また、手術については「がん入院給付金日額の10倍・20倍・40倍」とあるため、40倍の手術をした場合の手術給付金は、入院給付金日額10,000円×40倍=40万円。
最後に、死亡については「がん以外の死亡の場合は、がん入院給付金日額の10倍」とあるため、交通事故で死亡した場合の死亡給付金は、入院給付金日額10,000円×10倍=10万円。
なお、通院給付金は、入院してから退院後に、入院の原因となった病気・傷害の治療目的で通院した場合に支払われるため、本問では支払対象外です。
従って給付金の合計は、
診断100万円+入院22万円+手術40万円+死亡10万円=172万円
よって正解は、2
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