問13 2021年9月実技(個人資産)

問13 問題文と解答・解説

問13 問題文

Aさんの相続に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1) 「相続人が自宅に保管されていたAさんの自筆証書遺言を発見した場合、相続人は、遅滞なく、自筆証書遺言を法務局に提出して、その検認を請求しなければなりません」

2) 「Aさんが2021年分の所得税および復興特別所得税について確定申告書を提出しなければならない場合に該当するとき、相続人は、原則として、相続の開始があったことを知った日の翌日から4カ月以内に準確定申告書を提出しなければなりません」

3) 「相続税の申告書は、原則として、相続の開始があったことを知った日の翌日から10カ月以内に被相続人であるAさんの死亡時の住所地を所轄する税務署長に提出しなければなりません」

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問13 解答・解説

自筆証書遺言・所得税の準確定申告・相続税の申告期限に関する問題です。

1)は、不適切。自宅保管されていた自筆証書遺言や秘密証書遺言は、相続開始後に、家庭裁判所での検認が必要です。
なお、法務局に保管した自筆証書遺言は、公正証書遺言と同様に検認不要です。

2)は、適切。被相続人が所得税の確定申告をすべきだった場合、相続人は、相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヶ月以内に、その年の被相続人の所得税の確定申告をすることが必要です。(準確定申告
つまり、自営業の人が死亡した場合、相続する遺族は4ヶ月以内に、準確定申告をする必要があるわけですね。

3)は、適切。相続税の申告期限は、相続開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内で、申告書の提出先は、被相続人の住所地の所轄税務署です。

よって正解は、1

第5問             問14

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