問19 2021年5月実技(資産設計)

問19 問題文と解答・解説

問19 問題文

翔太さんは、会社の定期健康診断で異常を指摘され、2020年12月に2週間ほど入院をして治療を受けた。その際の病院への支払いが高額であったため、翔太さんは健康保険の高額療養費制度によって払戻しを受けたいと考え、FPの馬場さんに相談をした。翔太さんの2020年12月の保険診療に係る総医療費が100万円であった場合、高額療養費制度により払戻しを受けることができる金額として、正しいものはどれか。なお、翔太さんは全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の被保険者で、標準報酬月額は「36万円」である。また、翔太さんは限度額適用認定証を病院に提出していないものとする。

<70歳未満の者:医療費の自己負担限度額(1ヵ月当たり)>

※高額療養費の多数該当および世帯合算については考慮しないものとする。

1. 87,430円

2. 212,570円

3. 272,570円

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問19 解答・解説

高額療養費制度に関する問題です。

サラリーマンなどの会社員が加入する健康保険では、70歳未満の場合、医療費の自己負担は原則3割ですが、自己負担額には上限があり、自己負担限度額を超えた分については、高額療養費として支給されることになります。
自己負担限度額は標準報酬月額に応じて5段階に分かれています。

<自己負担限度額(70歳未満)>
標準報酬月額83万円以上:252,600円+(総医療費−842,000円)×1%
標準報酬月額53〜79万円:167,400円+(総医療費−558,000円)×1%
標準報酬月額28〜50万円:80,100円+(総医療費−267,000円)×1%
標準報酬月額26万円以下:57,600円
低所得者:35,400円

翔太さんの総医療費は100万円で、標準報酬月額は36万円ですので、
自己負担限度額=80,100円+(1,000,000円−267,000円)×1%
       =80,100円+7,330円=87,430円

また、翔太さんの自己負担割合は3割ですから、自己負担した金額=100万円×30%=30万円
従って、高額療養費=自己負担300,000円−限度額87,430円=212,570円

よって正解は、2

問18              問20

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