第5問 2020年1月実技(個人資産)
第5問 設例
Aさん(70歳)は、妻Bさん(68歳)および長女Cさん(42歳)とX市内の自宅で同居している。長女Cさんは、X市内の建設会社に勤務している。二女Dさん(38歳)は、会社員の夫と子の3人で他県に所在する戸建て住宅(持家)に住んでおり、将来的にX市に戻る予定はない。
Aさんは、自宅および自宅に隣接する賃貸アパート等の財産を同居する長女Cさんに承継してもらいたいと考えているが、自身の相続が起こった際に遺産分割で2人の娘が争うことがないようにしたいと思っている。
第5問 資料
<Aさんの親族関係図>
<Aさんの主な所有財産(相続税評価額)>
1.現預金 :5,000万円
2.自宅
(1)敷地(330u):6,000万円(注)
(2)建物 :1,500万円
3.賃貸アパート(現在、全室賃貸中)
(1)敷地(300u):6,000万円(注)
(2)建物(6室) :4,000万円
合計 :2億2,500万円
(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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