3級FP過去問解説 問7 2019年9月実技（個人資産）

Ａさんの2019年分の所得税における総所得金額は、次のうちどれか。

＜資料＞給与所得控除額


1)　600万円

2)　615万円

3)　630万円

総所得金額に関する問題です。

総所得金額は、大雑把に言うと、総合課税の所得を合計し、損益通算した後の金額です。

Ａさんの所得は、給与所得と一時所得（一時払養老保険の満期保険金）で、いずれも総合課税の対象です。

給与所得＝給与収入額−給与所得控除額
　　　　＝800万円−(800万円×10％＋120万円)
　　　　＝600万円


一時所得＝収入額−収入を得るために支出した額−特別控除50万円
　　　　＝満期保険金330万円−払込保険料300万円−特別控除50万円
　　　　＝30万円−30万円　→※特別控除は30万円になる
　　　　＝0円
※特別控除は「最高50万円」ですので、一時所得となる収入から支出を差し引いた額が50万円以下の場合は、その金額が特別控除額となります。

よって、
総所得金額＝給与所得＋一時所得
　　　　　＝600万円+0円＝600万円

よって正解は、１

  ●無料アプリ版公開中。
  ●学科も実技も完全無料！

  ●広告無しの有料版。
  ●広告無しで集中学習！

この問題と似ている問題を検索してみよう！「検索」ボタンをクリック！

• このサイト内を検索

＜FP対策通信講座＞

●LECのFP通信講座　⇒　FP（ファイナンシャル・プランナー）サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座　⇒　２級ＦＰ技能士 （資格対策ドットコム）

●通勤中に音声学習するなら　⇒　ＦＰ 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら　⇒　月額定額サービス【ウケホーダイ】