問6 2019年9月実技(個人資産)
問6 問題文
最後に、Mさんは、「一般NISA」および「つみたてNISA」についてアドバイスした。MさんのAさんに対するアドバイスとして、次のうち最も不適切なものはどれか。
1) 「X社株式を購入する場合は、一般NISAを利用してください。つみたてNISAでは、上場株式を購入することができません」
2) 「つみたてNISAでは、対象銘柄を指定したうえで、累積投資契約に基づく定期かつ継続的な買付けを行います。非課税投資枠は年間40万円、非課税期間は最長20年となります」
3) 「一般NISAとつみたてNISAは、同一年中において、併用して新規投資等に利用することができます。なお、一般NISAの非課税投資枠は年間120万円です」
問6 解答・解説
一般NISA・つみたてNISAに関する問題です。
1)は、適切。つみたてNISAは、一定の条件を満たした株式投資信託やETFのみが対象で、一般NISAでは対象となる国内外の上場株式・REIT等のほか、国債や公社債・公社債投資信託も対象外です。
2)は、適切。つみたてNISA口座の利用限度額(非課税枠)は一人年間40万円で、「つみたて」という名前の通り、購入方法は定期的かつ継続的な買付け(積立)に限られます(累積投資契約)。
また、つみたてNISA口座における配当金や譲渡益は、最長20年間、非課税です。
3)は、不適切。一般NISA口座の利用限度額(非課税枠)は一人年間120万円で、1回の購入で全額利用可能です。ただし、つみたてNISAと一般NISAは、同一年内での併用はできません。
よって正解は、3
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