問3 2019年1月実技(資産設計)
問3 問題文
下記<資料>に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
<資料>
(出所:日本経済新聞2018年6月22日朝刊18面)
1.2018年6月21日の日経平均株価は、前日終値比マイナスで推移した時間帯があった。
2.2018年6月21日17時時点のドル/円相場は、1ドル=110円53銭の買値と1ドル=110円54銭の売値が提示されていた。
3.新発10年国債利回りの終値は、前営業日の0%に対し、2018年6月21日は0.035%へと上昇した。
問3 解答・解説
新聞経済面のマーケット情報に関する問題です。
1.は、適切。新聞の経済面において、マーケット情報は基本的に当日の終値が記載され、前日の終値と当日の終値を比較して、上昇・下落したかを示しています。
資料の右下には、日経平均の1日の株価推移がグラフで表現されていますが、前日の終値が破線で示されており、午前9時の取引開始直後と、9時半から10時半頃までは前日の終値を下回っているものの、その後上昇し、終値では前日の終値を上回ったことが分かります。
2.は、適切。ドル円相場は資料の真ん中の外国為替・商品欄に記載されており、17時時点のドル円は110.53〜110.54円ですので、金融機関が1ドルを買う(顧客が1ドルを売る)場合は110円53銭、金融機関が1ドルを売る(顧客が1ドルを買う)場合は110円54銭であることを示しています(外国為替相場の買値と売値の差額が為替手数料として、取扱業者の利益となります)。
問題文では、110円53銭を買値、110円54銭を売値としていますが、これは金融機関側から見た買値・売値であり、顧客側から見た110円54銭を買値、110円53銭を売値として説明することもあります。
3.は、不適切。新発10年国債利回りは、新規発行された償還期間10年の国債の利回りを示しており、10年物国債は長期金利の指標となっています。
新聞の経済面において、マーケット情報は基本的に当日の終値が記載され、前日の終値と当日の終値を比較して、上昇・下落したかを示しています。
資料の左下の新発10年国債利回りは、終値が0.035%で、前営業日の終値から変化がなく上昇・下落率0%であったことを示しています。
よって正解は、3
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