問3 2018年9月実技(資産設計)
問3 問題文
下記は、経済用語についてまとめた表である。下表の経済用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
( ア ):日本銀行が景気の現状や先行きの見通しについて企業に直接行うアンケート調査で、全国企業短期経済観測調査の略称であり、年4回、調査・公表される。
( イ ):消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標で、総務省から毎月発表されている。
( ウ ):生産、雇用などの経済活動状況を表すさまざまな指標の動きを統合して、景気の現状把握や将来の動向を予測するために内閣府が発表している指標である。
1.空欄(ア)に入る用語は、「日銀短観」である。
2.空欄(イ)に入る用語は、「消費者物価指数」である。
3.空欄(ウ)に入る用語は、「企業物価指数」である。
問3 解答・解説
経済指標に関する問題です。
1.は、適切。「日銀短観(全国企業短期経済観測調査)」は、日銀が年4回、約1万社を対象に実施する、短期の業況についてのアンケート調査です。
2.は、適切。一般消費者(家計)が購入する商品やサービス価格の動向を示した指数は、消費者物価指数で、総務省が毎月発表します。
3.は、不適切。景気の現状把握と将来予測のため、内閣府が発表している指標は「景気動向指数」で、「先行」・「一致」・「遅行」の3つの指数があります。
なお、企業物価指数は、企業間で取引される商品の取引価格の変動を示すもので、日銀が毎月発表します。
よって正解は、3
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