第3問 2018年9月実技(保険顧客)
第3問 設例
Aさん(58歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。X社は、近年、売上金額・利益金額ともに増加傾向にあり、業況は順調に推移している。
X社では後継者である長男Bさん(27歳)が勤務しており、将来的には長男Bさんに事業を承継させる予定であるが、Aさんは、今後10年間は引き続き社長として、X社の経営に専念する予定である。
Aさんは、将来の事業承継を見据えて、生命保険についても十分な準備をしておきたいと考えている。そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
第3問 資料
<資料>X社が現在加入している生命保険の契約内容
保険の種類:無配当逓増定期保険(特約付加なし)
契約年月日:平成22年11月1日
契約者(=保険料負担者):X社
被保険者 :Aさん
死亡保険金受取人:X社
保険期間・保険料払込期間:72歳満了
基本保険金額 :1億円
逓増率変更年度:第9保険年度
年払保険料 :700万円
現時点の解約返戻金額:4,600万円
※保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更することができる。
※解約返戻金額の80%の範囲内で、契約者貸付制度を利用することができる。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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