問1 2018年9月実技(保険顧客)

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

はじめに、Mさんは、Aさんおよび妻Bさんが原則として65歳から受給することができる老齢基礎年金の年金額を試算した。《設例》の公的年金加入歴に基づいて、Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。なお、年金額は平成30年度価額に基づいて計算するものとする。

1) Aさん:779,300円×365月/480月 妻Bさん:779,300円×363月/480月

2) Aさん:779,300円×445月/480月 妻Bさん:779,300円×351月/480月

3) Aさん:779,300円×445月/480月 妻Bさん:779,300円×447月/480月

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問1 解答・解説

老齢基礎年金の支給額に関する問題です。

65歳から受給できる老齢基礎年金の計算式は以下の通り。
老齢基礎年金=満額の基礎年金×(納付済月数+免除分調整月数)/(加入可能年数×12)

まず、平成30年度の満額の基礎年金額は、779,300円
次に、保険料納付済月数ですが、AさんとBさんの保険料納付済期間は、第3号期間や納付予定も含めて以下の通りです。
Aさん:180月+114月+151月=445月
Bさん:84月+96月+114月+153月=447月
国民年金の第3号被保険者には保険料負担がありませんが、その期間は老齢基礎年金の受給資格期間に算入され、老齢基礎年金の年金額にも反映されます。

また、Aさんには20歳からの35月、Bさんには33月の未納期間があります。
未加入期間と未納期間は、保険料納付済月数にはカウントされないため、その分満額の老齢基礎年金よりも支給額は少なくなります。
未加入は年金受給資格期間としてはカウントされます。

Aさん・Bさんはいずれも昭和16年4月2日以降生まれですので、「加入可能年数」は40年です。
(昭和16年4月1日以前生まれの場合、加入可能年数は40年を下回ります。)

Aさんの老齢基礎年金=779,300円×{445月/(40年×12)}
Bさんの老齢基礎年金=779,300円×{447月/(40年×12)}

よって正解は、3

第1問             問2

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