問1 2018年1月実技(個人資産)

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

Mさんは、Aさんが現時点(平成30年1月28日)において死亡した場合の妻Bさんに支給される遺族基礎年金の年金額を試算した。Mさんが試算した遺族基礎年金の年金額(平成29年度価額)を算出する計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。

1) 779,300円+224,300円=1,003,600円

2) 779,300円+224,300円+74,800円=1,078,400円

3) 779,300円+224,300円+224,300円=1,227,900円

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問1 解答・解説

遺族基礎年金の支給額に関する問題です。

遺族基礎年金は、子供や子供のいる配偶者が支給対象で、支給要件は以下全てを満たすことが必要です。
●配偶者の場合:被保険者(夫・妻)が死亡した当時、生計維持関係にあり、子どもと同一生計
●子の場合  :被保険者(父・母)が死亡した当時、生計維持関係にあり、18歳未満(18歳到達年度末まで可)、または20歳未満で障害有り。かつ、結婚していない
また、遺族基礎年金の支給額は、基本額(満額の老齢基礎年金と同額)+子の加算額です。
よって、Aさんが死亡した場合、妻Bさんには老齢基礎年金額(平成29年度は779,300円)に子の加算額(平成29年度は第1子・第2子(1人当たり):224,300円、第3子以降 各74,800円)を加えた金額が遺族基礎年金として支給されます。

子2人はいずれも18歳未満ですので、加算対象です。

よって正解は、3

第1問             問2

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