問4 2017年5月実技(資産設計)
問4 問題文
投資信託に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.投資信託の目論見書(投資信託説明書)と運用報告書は、いずれも投資信託販売会社(証券会社や銀行など)によって作成される。
2.投資信託の運用報告書には、運用実績や今後の運用方針が記載されている。
3.投資信託の投資元金については、1金融機関ごとに1人当たり合計1,000万円までであれば、預金保険制度により保護される。
問4 解答・解説
投資信託に関する問題です。
1.は、不適切。投資信託の目論見書(投資信託説明書)や運用報告書は、販売会社ではなく、委託者(投資信託委託会社)が作成します。目論見書や運用報告書は、運用体制や運用実績を説明するものですから、運用指図する委託者が作成するわけです。
2.は、適切。投資信託の運用報告書は、運用実績や今後の運用方針が記載されているもので、運用会社(委託者)が作成します(実際の運用は、委託者から運用指図を受けた受託者(信託銀行等)が行います)。
3.は、不適切。投資信託は、元本保証ではなく預金保険の対象外ですが、証券会社などの金融商品取引業者が経営破綻した場合に、預けていた株式や債券が返還されないようなときには、投資者保護基金により、1人につき1,000万円まで補償してくれます。
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