第2問 2017年5月実技(保険顧客)
第2問 設例
会社員のAさん(45歳)は、妻Bさん(45歳)との2人暮らしである。Aさんは、先日、職場で生命保険会社の営業担当者から生命保険の提案を受けた。
Aさんは、妻Bさんも会社員として働いていること、子どもがいないことを理由に、死亡保障は必要ないと考えているが、病気や要介護状態になった場合の保障については必要性を感じている。そこで、Aさんは、その提案内容について、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
Aさんが提案を受けている生命保険に関する資料は、以下のとおりである。
第2問 資料
<Aさんが提案を受けている生命保険に関する資料>
保険の種類:5年ごと配当付終身保険(65歳払込満了)
契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん
死亡保険金受取人:妻Bさん
指定代理請求人 :妻Bさん
月払保険料(集団扱い):25,564円
(注1)最低支払保証期間は5年(最低5回保証)
(注2) 身体障害者福祉法の身体障害者障害程度等級1級または2級の「身体障害者手帳」を交付された場合に身体障害保険金が支払われる(死亡保険金の支払はない)。
(注3) 所定のがん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、重度の糖尿病、重度の高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎不全、慢性すい炎のいずれかを保障する(死亡保険金の支払はない)。
(注4) 生まれて初めて所定のがん(悪性新生物)と診断されたとき、以後の保険料の払込みが不要となる。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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