問19 2017年1月実技(資産設計)
問19 問題文
雄也さんは、60歳で定年を迎えた後、その後公的年金の支給が始まる65歳までの5年間の生活資金に退職一時金の一部を充てようと考えている。仮に、退職一時金のうち600万円を年利1%で複利運用しながら5年間で均等に取り崩すこととした場合、毎年の生活資金に充てることができる金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、万円未満を切り捨てること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
<資料:係数早見表(5年・年利1.0%)>
減債基金係数:0.19604
現価係数 :0.95147
資本回収係数:0.20604
※記載されている数値は正しいものとする。
1.117万円
2.123万円
3.126万円
問19 解答・解説
各種係数に関する問題です。
問題文は、元金600万円を年利1%で複利運用しながら、毎年一定額を5年間取り崩す場合、毎年いくら受け取れるか?ということです。
これを計算式に表すと、元金×資本回収係数=毎年受け取る年金額(生活資金)
※資本回収係数は、元本を一定利率で複利運用しながら毎年一定額を取り崩す場合、毎年いくら受け取れるかを計算するときに使います。
よって、600万円×0.20604=123.624万円→123万円(万円未満切捨て)
従って正解は、2. 123万円
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