問2 2017年1月実技(資産設計)
問2 問題文
下記は、倉田家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入すること。
<倉田家のキャッシュフロー表> (単位:万円)
※年齢は各年12月31日現在のものとし、平成28年を基準年とする。
※記載されている数値は正しいものとする。
※問題作成の都合上、一部空欄にしてある。
1.(ア)355 (イ)862
2.(ア)355 (イ)869
3.(ア)359 (イ)869
問2 解答・解説
複利計算に関する問題です。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)。
(ア)は、3年後の給与収入ですが、現在の給与収入は348万円で、変動率は1%です。
つまり、現在の給与収入より年利1%で3年間の複利計算をした金額ということですね。
よって、3年後の給与収入=348万円×(1+1÷100)3乗
=358.5…→359万円
(イ)は、3年後の金融資産残高ですから、前年(2年後)の金融資産残高710万円に、変動率1%の増加分と、3年後の年間収支152万円を加えた金額です。
つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、152万円を追加するわけです。
よって、正解は、
3年後の金融資産残高=710万円×(1+1÷100)+152万円
=869.1→869万円
従って正解は、3.(ア)359 (イ)869
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