問13 2017年1月実技(個人資産)
問13 問題文
Aさんの相続に係る民法上の相続人およびその法定相続分の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
1) 妻Bさん:1/2、長女Dさん:1/2
2) 妻Bさん:1/2、長女Dさん:1/4、孫Eさん:1/8、孫Fさん:1/8
3) 妻Bさん:1/2、長女Dさん:1/6、孫Eさん:1/6、孫Fさん:1/6
問13 解答・解説
法定相続人・法定相続分に関する問題です。
配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
また、被相続人が死亡するよりも先に相続人が死亡した場合、その相続人の直系卑属が代襲相続人として、相続人に代わって相続します。
よって、本問の法定相続人は、配偶者である妻Bさんと、子である長女Dさん、子である長男Cさんの代襲相続人である孫のEさん・Fさんの計4人となります。
配偶者と子が相続人のとき、配偶者の相続分は2分の1、子の相続分は2分の1(子の人数分で分割)で、代襲相続人の相続分は、その直系尊属(代襲相続人の親など)の相続分と同じですから、妻Bさんの法定相続分は1/2、長女Dさんは1/4(1/2÷2)、孫Eさん・Fさんの法定相続分はそれぞれ1/8ずつ(1/4÷2)となります。
従って正解は、2)妻Bさん:1/2、長女Dさん:1/4、孫Eさん:1/8、孫Fさん:1/8
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