第5問 2017年1月実技(保険顧客)
第5問 設例
資産家のAさん(73歳)の推定相続人は、妻Bさん(70歳)、長女Cさん(46歳)および長男Dさん(40歳)の3人である。
Aさんは、妻Bさんには現預金および自宅を、長女Cさんには賃貸ビルを相続させたいと考えており、遺言書の準備を検討している。
また、Aさんは、現在、生命保険に加入していないため、相続対策として一時払終身保険への加入を検討している。
第5問 資料
<Aさんの推定相続人>
妻Bさん :Aさんと自宅で同居している。
長女Cさん:Aさん夫婦と同居し、賃貸ビルの管理等の仕事をしている。
長男Dさん:会社員。妻と子2人の4人暮らし。
<Aさんが保有する主な財産(相続税評価額)>
現預金 :7,000万円
自宅(敷地360u):5,000万円
自宅(建物) :1,000万円
賃貸ビル(敷地400u):1億3,000万円
賃貸ビル(建物) :9,000万円
※敷地は、「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
<Aさんが加入を検討している一時払終身保険の内容>
契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん
死亡保険金受取人:長女Cさん
死亡保険金額 :2,000万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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